園長だより 令和6年4月号

安心して登園、満足して降園!
~子どもたちの心身の成長を信じて~

園長 中村 洋志

令和6年度が始まりました。4月は子どもたちはもちろん、私たち職員にとっても希望に溢れる季節です。子どもたちは、我々の想像を超えて日々成長していく存在であり、やがては、社会を変えていく(いける)存在であることを認識しながら子どもたちの成長を支援していけたらと願っています。子どもたちが安心して登園し、満足して降園できる保育園、保護者の方々が安心して預けられる保育園にするための取組をさらに充実させていかなければと考えています。

さて、保育園としては全職員が進むべき保育理念・保育方針を理解し、保護者の方々と連携しながら、保育目標に示す子ども像に近づくための具体的な取組を積極的に推進していく必要があると考えています。天文館てんてん保育園と騎射場れいわ保育園は、姉妹園ですので、「目指すべき子ども像=保育目標」は共有しています。

天文館てんてん保育園 騎射場れいわ保育園
保育理念 生きる力と未来を創り出す力の基礎を培う  感謝の気持ちと和の心で未来を拓く
保育方針

①豊かな感性を育て、興味・関心を喚起し、生きる力の基礎を培う。
②友だちと協調しあうことにより、心身ともに健やかで、思いやりの心を育む。
③好奇心と探求心を育み、一人ひとりの表現力の基礎を育む。

①「やってみたい」という気持ちと、自分の未来を切り拓く力の基礎を育む。
②人に感謝し、寄り添い、人の役に立ちたいという気持ちを育む。
③友だちと協力しあいながら自分を大切にし、のびのびと自分を表現する力の基礎を育む。

保育目標
  • 相手の気持ちを考え主体的に行動できる子
  • 「ありがとう」「ごめんなさい」が素直に言える子
  • 子どもらしくのびのびと自分を表現できる子

保育目標は、あくまでも目指すべき子ども像ですので、はじめからそのような姿を想定している訳ではありません。主体的に行動し、のびのびと自分を表現することは、大人でも難しいことです。この時期は「その基礎となる力を育む」ことを目指しているのです。一人一人の子どもの状況を踏まえながら、子どもたちの心身の成長を信じて、一人一人に寄り添いながら、焦らずにゆっくりと取り組んでまいります。

子どもたちが「安心して登園し、満足して降園」できる保育園に少しでも近づいていけるように、私たち職員も自らの資質向上に努め、新たな気持ちで子どもたち一人一人と向き合っていきたいと考えています。そのためには、保護者や関係機関等との一層の連携を図り、相互の信頼の中で取組が進められるように尽力してまいりますので、本年度もよろしくお願いいたします。