2026年4月号(マザー・テレサに学ぶ!)

マザー・テレサに学ぶ!
~小さなことを大きな愛で行う~
                                                 園長 中村洋志

ご入園・進級おめでとうございます。改めて子どもたちや保護者の方々との出会いに感謝いたします。新たなメンバーも加わり、いよいよ令和8年度がスタートしました。子どもたちは、大きな希望とともに少しばかりの不安の中で新しい年度を迎えたと思いますが、私たち職員は子どもたちが「喜んで登園、満足して降園」できるように、様々な工夫を凝らしながら取組を進めていきたいと考えています。保護者の方々からは、これまで以上に連携を図りながら運営していきたいと考えていますので、本年度も温かいご支援とご協力方よろしくお願いいたします。

さて、私は、この時期になると尊敬するマザー・テレサの言葉を思い出します。彼女は、救いを求める人々のために多くの国や地域を訪問し活動を広げ、1979年にノーベル平和賞を受賞しました。授賞式に普段着ているいつもの衣装姿で出席した彼女は、準備されて豪華な晩餐会には参加せず、その費用を貧しい人たちのために使ってほしいと求めたという逸話は、今でも語り継がれています。彼女は、様々な名言を残していますが、その中でも、「私たちは大きなことはできません。ただ小さなことを大きな愛で行うだけです。」という言葉は、心に響いてきます。あまりにも存在が大きすぎて、私たちにはなかなかこんな深い愛情に満ちた生き方はできませんが、謙虚に彼女の生き様に学び、子どもたちのために多少なりとも実践することはできると信じています。新しい年度の始まりだからこそ、改めてこの思いを受け止めながら、一人一人の子どもたちと誠実に向き合っていきたいと考えています。

彼女は、この他にも「大切なことは、たくさんのことを成し遂げることでもありません。何もかもすることもでありません。大切なことは、いつでも何にたいしても喜んでする気持ちがあるかどうかです。」「あなたも私た ちと同じように、望まれてこの世に生まれてきた大切な人ですよ。」「優しい言葉は、たとえ簡単な言葉でもずっとずっと、心にこだまする。」等の名言を残しています。ただ、彼女が素晴らしいのは、言葉だけではなく生涯を通して強い信念に基づき取組を継続し続けてきたことで
す。このことが、国や人種、宗教等を超えて尊敬される所以だと思います。

保育園は、子どもたちだ初めて集団生活を体験する貴重な場です。家族と離れて初めて出会う保育士や職員等の大人や見知らぬ友達との生活を通す中で、人として自立・自律していくための一番基礎になる部分を学んでいくことになります。時には小さなトラブルもありますが、そのけなげな姿に接するだけで感動することの多い日々です。ひょっとしたら私たち職員の方が学んでいるのではないかと思う場面に出合うことすらあります。私たち職員も子どもたちに負けないように成長していく必要があることも自覚しながら、子どもたち一人一人と向き合っていきます。職員一同、今年一年これまで同様子どもたちの成長のために精一杯尽力してまいりますので、どうぞ@よろしくお願いいたします。